幸手市ってどんなところ?
幸手市は埼玉県北東部に位置し、市の東部は千葉県、北部は茨城県と接しています。
都心から1時間ほどの場所でありながらも、のどかな田園風景が広がり、坂が少ない地形が特徴です。
近年では圏央道幸手インターチェンジの開通やインターチェンジ周辺の幸手中央地区産業団地の整備が行われ、幸手駅東西自由通路開設に伴う駅リニューアルや西口方面の発展など、豊かな自然に都市機能が調和した街です。
これから幸手市に引っ越しされる方には、具体的にどんな街なのか気になるところですよね。今回は幸手市の魅力についてご紹介したいと思います。
目次
1 都心へのアクセスが良い
幸手駅には普通電車の他に区間急行、準急、急行の4種類が停車します。上り1番ホームから北千住、とうきょうスカイツリー、日比谷線・中目黒、半蔵門線・渋谷方面へ乗り換えナシでアクセス可能なんです!
例えば幸手駅からとうきょうスカイツリーまで、東武スカイツリーライン直通でおよそ1時間15分、1回乗り換えれば約50分で到着します。下り2番ホームからは鬼怒川、日光、宇都宮方面へも乗り換えなしで行けるので、休日にちょっとした日帰り旅行を楽しめますよ!
お子さまがいらっしゃると手荷物が増えたり、手荷物にくわえてお子さまを抱っことなると、電車でお出かけは難しく感じることもあるかと思います。しかし”都内or栃木方面へお出かけ”も乗換なしで行けることは、お子さまが小さいうちだけでなく、自分が年齢を重ねた時も考慮すると、交通の利便性はとても大きなメリットですね。
2 都内よりも広くて安い家賃設定
幸手市の賃貸アパートの家賃相場は、築10年以内で駅から徒歩10分圏内の物件の場合ですと、1LDK 5.2万円、2LDK 5.8万円、3LDK 6.3万円です。幸手駅周辺はファミリー向けの物件が多く、都内に比べると広くて安いお部屋に住むことが可能です。
家賃や広さだけでなく、アパートの敷地内に駐車場を完備している物件の割合が多く、月々の駐車場代の相場は3,000〜4,000円台です。
都内23区ですと、月極駐車場代は安くて1万円台前半〜5万円台といった価格設定が多い傾向です。お部屋だけでなく駐車場も契約するとなると、月々の負担額は大きくなります。車がお好きな方や、車を使う機会が多いファミリー世帯の方には、広くて安いお部屋と駐車場を借りても月々のコストカットができることは魅力的なポイントではないでしょうか?身の回りの物が価格高騰し続ける昨今。抑えられるところは抑えたいですよね。
また、幸手市の賃貸アパートには1階のお部屋ですと、お庭がついていることもあり、ガーデニングなども楽しめます♪都会の喧騒を忘れて、職場と自宅でのon・offの切り替えも可能です!
3 生活に必要な施設が手近に揃っている
幸手駅周辺には東口に幸手駅前交番や幸手市保健所といった公共施設があります。駅から2キロ圏内には幸手市役所・幸手中郵便局・幼稚園・小学校といった教育施設も充実しています。その他、駅周辺に医療機関は眼科や歯科クリニックだけでなく、内科や外科、皮膚科などの診療科が揃った救急指定の総合病院もあるので安心です。
また、駅から徒歩15分のところにはエムズタウン幸手というショッピングセンターもあり、買い物や食事、映画も楽しめます。
『体調が悪いから、今日は仕事を早く切り上げて病院へ』や『仕事帰りにちょっと買い物へ』ができる施設が駅周辺にあることは、利便性や安心感といった面でも、忙しい毎日の生活を支えてくれますね。
4 子育て支援や教育制度が充実
4.1 子育て支援
幸手市は0歳から15歳まで医療費が無料!なにかと病院を受診する機会が多い子ども。
入院や通院にかかる保険診療分の自己負担分は無料です。他にも1歳未満のお子さんを療育している方へ紙おむつ用のごみ袋を支給し、子どもが2人以上いる場合は小学校の給食費が2人目は半額になり、3人目はなんと…無料です!(一定の要件あり)
そして近年よく耳にする待機児童問題。幸手市は待機児童ゼロです。(2017年4月1日時点)育休中のパパ・ママが確実に復帰できるように保育所の事前申込制度【予約制】を埼玉県内で先がけで導入しています。不妊検査費・不育症検査費・不妊治療費をサポートといった支援策も導入されており、妊娠・出産・子育てを切れ間なくサポートしてくれる体制が整っています。
4.2 教育制度
幸手市は市内に小学校9校、中学校3校、放課後児童クラブが11箇所あります。
市内の全小中学校にはエアコンが完備されており、令和3年度からは高速大容量の通信環境を整備・稼働させ、児童一人ひとりにタブレットを配布するGIGAスクール構想を取り入れています。また、放課後の時間を利用して教員OBや塾講師などが無料で指導するアフタースクール事業も行われており、多様化する現代社会や様々な家庭環境をもバックアップする体制を実現しようと細やかな整備が進んでいます。
学力の教育面だけでなく、食育にも力を入れており、全小中学校で幸手産のお米を使っての自校式給食です。幸手市立小中学校栄養士会チームが考案した献立は、埼玉県学校栄養士研究会会長賞(令和3年度)を受賞しています。美味しく栄養満点のお墨付き給食を、できたての温かいうちに食べられるのは、育ち盛りの子どもにはとても魅力的なポイントですね!
さらに、地産地消を意識して地元の農家の方にご協力いただき、多くの小学校で”田植え体験”や”稲刈り体験”を実施しています。こういった体験を通して、違う年代の方と触れ合ったり、食について考える機会もできるのは、現代においてとても貴重な体験だと思います。
5 子どもから大人まで年中楽しめる権現堂
幸手市の魅力は何といっても、権現堂堤(ごんげんどうつつみ)で四季折々の風情が感じられることです。権現堂堤とは、利根川の支流である権現堂川の堤防で大正時代から桜の名所として知られて、毎年3月下旬~4月上旬に「桜まつり」、桜だけではなく6月には「あじさいまつり」、9月~10月にかけては「曼珠沙華まつり(まんじゅしゃげまつり)別名:彼岸花」があり、権現堂堤が真っ赤なじゅうたんに染まります。冬には「水仙まつり」で白い可憐な水仙を観賞することができます。権現堂堤で鑑賞するだけでなく、権現堂公園で身体を動かしたり、ゆっくりとした時間を過ごしたりと”心と身体をリフレッシュする”ことができますよ。
6 まとめ
いかがでしたか?幸手市の特徴を大きく5つに分けてお伝えしました。
こちらのコラムでお伝えした子育て支援・教育制度についての詳細や、他の項目に関する疑問点などはコチラをご参照くださると、市の取り組みだけでなく観光紹介といった幅広いジャンルの情報収集が可能です♪
外出して下調べが難しい今、これから幸手市にお引越しされる方の参考材料になればと思います。