賃貸アパートの敷金礼金ゼロ！選ぶ際の注意点？

以前 ”アパート探しの基礎知識〜初期費用の相場と内訳〜”というタイトルのコラムで、初期費用の内訳や使用用途をお伝えしました。

アパートでの新生活！初めての一人暮らしとなると、家具や家電、食器といった生活用品を一式買い揃えたりと、通常のお引越し以上に出費がかさみがちだと思います。

「それらに加えて新居の初期費用と引越し料金…トータルでいくらかかるんだろう（汗）」と思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。費用面に関しては親御さんも気になるところだと思います。

本日は賃貸アパートを借りる際に必要となる初期費用の中でも、特に大きな割合を占める「敷金・礼金」。その敷金・礼金の支払いが不要となる物件について、概要やメリット・デメリットをお伝えします。

 

 

1：敷金

敷金とは入居者がオーナーに支払う”預り金”であり、”保証金”と言い換えられることもあります。

支払う用途は修繕費用が発生した場合や退去時の掃除代、家賃の滞納時に充てるためです。借主は担保として預けるので、退去時に修繕が不要な状態で、家賃滞納もない場合には借主に全額が戻ってくることを前提としています。

これについては2020年4月の民法改正により『賃貸人（住宅を貸す人）は、賃貸借が終了した時、または法に則って賃借権を譲り渡した際には敷金を返還しなければならない』という旨の文章が記載されたことにより、「敷金は未払い分の家賃や原状回復費用を差し引いた後返還する」と法律として明文化されています。

ここで一つ追加でご紹介するのが『敷引き』です。敷引きとは関西や九州地方で存在する慣習です。インターネットでお部屋を探す際に「敷引きという文言を見かけたことがある！」という方もいらっしゃると思います。敷引きとは、賃貸借契約の際、退去時に敷金の一部を返還しない特約を付けることを言います。お部屋の修繕等にあたる原状回復費用とは別になります。

物件の入居募集に関する広告では「敷金・敷引き」もしくは「保証金・敷引き」と記載されるパターンがあります。敷金は保証金と同じ意味ですので、どちらも敷引きされると捉えて良いかと思います。もしも入居を希望する物件や気になる物件の賃貸借契約書や募集広告に『敷引き』と記載があった場合には敷金の一部は返還されないことが考えられますので、管理会社もしくはオーナーへ、内容については明確に確認しておくことをおすすめします。

入居だけでなく退去時には、次の物件先への引越し料金や初期費用も生じるため何かと出費が続きます。お金に関することは後々トラブルになりかねませんので、あらかじめ詳細を把握しておいたほうが良いかと思います。

 

 

2：礼金

大家さんへのお礼金として賃貸物件の契約時に支払うため、返金がないお金です。

礼金の支払いがある場合、家賃の0.5〜1ヶ月分程度の金額が設定されている事が多い傾向にあります。

 

 

3：敷金礼金ゼロのメリット

敷金礼金ゼロの物件のメリットは、なんといっても初期費用を抑えられることです！

例えば、家賃が5万円、敷金1ヶ月・礼金1ヶ月を要する物件だと、敷金礼金だけで10万円の支払いになりますよね。

ですが敷金礼金ゼロの物件ですと、この10万円の出費をセーブできます。

引越しには初期費用だけでなく、引越し料金の支払いも加わるため、10万円の支払いが不要となると、とても嬉しいポイントですよね。

 

 

4：デメリット

入居時の費用が抑えられるのは嬉しいポイントですが、必ずしもすべてがお得となるパターンは少ないようです。デメリット面を3つに分けてみました。

 

4.1：家賃が割高になっていることも

入居時にまとまった資金を徴収しないかわりに月々の家賃に加算して徴収している。という物件も存在します。

お部屋探しの際には、同じような間取り・駅からの徒歩時間などの良く似た条件の物件の家賃はいくらくらいなのか？と把握しておくと安心かもしれません。

 

 

4.2：退去時の費用が高くなる

1の敷金で述べたように、敷金の使用用途は退去時の修繕費や清掃に充てられるものです。

しかしその敷金の支払いが不要となると、退去の際に必要となる修繕や清掃といった作業にかかる金額を後で支払うといったことも。

退去時というのは新しい引越し先への出費があった後ですし、たて続けの出費は避けたいものですね。

 

 

4.3：人気がない物件の可能性も

築年数の経過、駅から遠い、日当たりが良くないといった敬遠されがちな理由で、なかなか借り手が見つからない場合、なんとか空室を埋めようと家賃を下げるだけでなく、敷金・礼金をカットして募集する物件もあります。

ただ、「仕事は車通勤だし、家には寝に帰るだけだから！」と希望条件が特にないといった方には理がかなっているとも言えるでしょう。

 

 

5：実はこんなタイプのゼロ物件もあるんです！！

これまでの項目で敷金・礼金ゼロの物件におけるメリットとデメリットをお伝えしましたが、フレンドホームでは”ZEROチンタイ”というシステムを導入しています。

「ZEROチンタイ？敷金礼金がゼロになる物件のことでしょ？」と思いますよね。

いいえ、内容が少し違うんです！

なんとフレンドホームが導入しているシステム”ZEROチンタイ”は、敷金や礼金だけでなく、仲介手数料、火災保険料、家賃保証委託料といったあらゆる初期費用をゼロにし、月々3,300円（税込）のお支払いで初期費用だけでなく退去時の清掃クリーニングまで賄えるんです♪

なおかつ賃貸契約の更新時に、再度支払いが必要となる火災保険料までZEROに！

入居時のまとまった出費だけでなく、更新時の出費も抑えられる魅力的なシステムです。

幸手市周辺で賃貸アパートをお探しの皆さま、詳しくは店頭スタッフまでお問い合わせくださいませ♪

 

 

6：まとめ

いかがでしたか？本日は「賃貸アパートの敷金礼金ゼロ！選ぶ際の注意点？」についてお伝えしました。お住まいのエリアによって敷金礼金の相場や敷引きといった慣習の有無も異なります。
長距離を伴うお引越しですと、お住まいになる方の移動手段である飛行機や新幹線といった費用も生じます。新生活が始まって早々に「初期費用や引越し料金が思った以上にかかってしまったな…今月は大好きな◯◯を我慢しなきゃ生活費が危うくなってしまう（泣）」なんてことにならないよう、フレンドホームの”ZEROチンタイ”も視野にいれて物件探しを進めていただければと思います。