ぐるり幸手市♪オススメスポット16選!
都内や日光方面へのアクセスに優れ、四季折々の自然を味わえる幸手市。
以前こちらで幸手市の特徴を大きく5つに分け、家賃や駐車場の相場、市の取り組みといった面をお伝えしました。
家賃や駐車場の相場、大切なお子さまがどのように教育を受けられるのかは住む前にあらかじめ抑えておきたいポイントですよね。
では日々を暮らしていくなかで、街並みはどうなんでしょうか?
車や電車で通勤・通学。歩いて小学校や中学校へ通学していく子どもたち。
街並みも生活に大きく関わってきませんか?
本日は、幸手市には何があるのか、どのような歴史を歩んできた街なのか、街の魅力について深く掘り下げてみます!
ぜひ今回のコラムで幸手市を好きになってもらえたら幸いです。
目次
1:幸手市の自然
自然あふれる街並み。のどかな田園風景だけでなく、子どもから大人まで老若男女問わず楽しめる自然がある幸手市です。
1.1:幸手権現堂桜堤
全国的に桜の名所として有名な『権現堂』は幸手市のシンボル。
菜の花や桜、あじさい、ひまわり、曼珠沙華、コスモス、水仙などなど。
四季を通して美しい花が楽しめる権現堂は幸手市民の憩いのスポットです。
「あ、蕾だ!」と、咲き始める前から満開まで色々な表情を楽しめますね!
1.2:行幸湖
権現堂の目と鼻の先にあるのが『行幸湖』。
カヌークラブの練習や釣りを楽しまれる方々もいらっしゃいます。
この行幸湖にある権現堂大噴水は、120年を迎えた埼玉県を象徴するために、噴水の高さも120フィート(36.6メートル)だそうです!こんな高さの噴水はなかなかお目にかかれませんよね。
行幸湖は野鳥を観察するスポットとしても人気があるんです。
行幸湖は大規模な県営公園として整備が進められています。これからどんな姿に変わっていくのかも楽しみですね!
1.3:神扇池
『神扇池』は市営釣場として、平成6年にオープンしました。
ここでは年に数回、様々な名称の大会が開催され、多くの方で賑わっているんです!
釣りと聞くと、男性をイメージされる方も多いかもしれませんが、大会には女性の方も参加し、入賞するほどの腕前を披露したりと賑わいをみせるスポットです!
「子どもが釣りに興味を持っているけれど、釣りはやったことがないからなぁ…」と敬遠しがちな方も、魚の放流に参加することもできるそうです。
ご夫婦や子供連れ、友人同士と年齢や季節を問わず楽しめますね♪
2:幸手市の歴史
住んでいる街で間近に歴史に触れられることは素敵なことですよね。
歴史が好きな方も、そうではない方ももちろん、通勤途中やお買い物帰りなど日常の合間に是非ご覧になってみてはいかがでしょう?
2.1:幸手宿
幸手市の隣にある杉戸町に『杉戸宿』という宿場町があったのと同様、幸手市にも日光街道の宿場町である『幸手宿』がありました。
日光街道3番目の規模を誇り、徳川家康を祀った『日光東照宮』を将軍家が参詣するための街道と言われる『日光御成道』との合流地点であり、重要な地だったと考えられています。
およそ265年続いたと言われる徳川幕府の長い歴史。その長い歴史に関わっていた幸手市。
かつての面影を残す古民家や蔵なども残っているなんて、とても貴重ですよね。
2.2:聖福寺
旧日光街道に今も残る『聖福寺勅使門』(しょうふくじちょくしもん)。ここは菩提山東皐院(ぼだいさんとうこういん)と呼ばれ、応永年間(1394〜1428)に浄土宗知恩院の末寺として開山したと伝えられています。
将軍家の日光参詣や東照宮例大祭に参拝した際の休憩所としても使用され、ここにある唐門は天皇の代理で参拝した例幣使(れいへいし)と、将軍しか通ることができなかったと言われています。
開山からおよそ600年前後の大変歴史ある寺院です。
2.3:マリア地蔵
市指定有形民俗文化財になっている『マリア地蔵』。
一見するとお地蔵様に見えますよね?しかし何故マリア地蔵と呼ばれているのでしょうか。
それは、教会にいるマリア様を思い浮かべると分かりやすいそうです。
マリア様は右手にキリストを抱いた像が多くあり、同じようにこのお地蔵様が片手に赤ん坊を抱いているという点です。お地蔵様は一般的に右手に錫杖、左手に宝珠を抱くことが多くあるなかで、このお地蔵様は左手に錫杖、右手に赤ん坊。
そして、錫杖には十字架が刻まれ、赤ん坊には魚と蛇が彫刻されていることから、マリア様を模して造られたと考えられています。
学生時代に授業で学んだ”隠れキリシタン”の歴史。
幸手市には教科書上で学んだことを実際に目で確認できる貴重な歴史が残っていますね。
3:幸手市のレジャースポット
自然と歴史が共存する幸手市ですが、レジャースポットとしておすすめスポットをご紹介!
3.1:幸手市の公園
権現堂公園をはじめ、幸手市には一日遊べる公園が多数あります。
3.1.1:県営権現堂公園
桜の名所として親しまれている幸手権現堂桜堤に隣接する権現堂公園。
実は4カ所の公園で構成されていることをご存じでしょうか?
多目的運動広場の1号公園、レクリエーションを目的とした2号公園、歴史と文化と緑の3号公園、幸手権現堂桜堤の4号公園とそれぞれ特色を持っています。
2022年に開園した2号公園ではデイキャンプ場があり、ご家族やお友達グループで一日ゆったり過ごすことができますよ。
3.1.2:幸手総合公園
幸手総合公園は野球場、テニスコート、陸上グラウンド、体育館とスポーツ施設が充実しています。スポーツ大会で盛り上がる総合公園は老若男女が集まる公園です。
桜の名所として権現堂公園が有名ですが、実は幸手総合公園も桜並木がとても美しい隠れた名所。春先は散歩コースとして最適です。
3.1.3:平須賀南公園
2016年に開園した平須賀南公園は圏央道幸手ICに近く、駐車場も整備されています。
圏央道を走る様々な車をみることができるので、車好きの小さなお子様にイチオシの公園です。
中央には大きな複合遊具があり、芝生スペースでバドミントンやキャッチボールなどができます。また、申請が必要になりますが、こちらもバーベキューを楽しむことができる公園です。
3.2:街歩き
ここでは歴史ある幸手市の街歩きイベントやおすすめスポットをご紹介します。
3.2.1:宿場あるき
かつては日光街道の宿場町として栄えた幸手宿をたのしんでもらうために『幸手宿まちあるきマップ』が掲載された観光マップがあります。
権現堂桜堤の紹介や幸手の偉人、市の祭りや催し、お食事処やカフェ、推奨品なども掲載されています。
また、9月~12月には『埼玉六宿連携スタンプラリー』にて、「幸手宿」を含む埼玉県内の宿場町の12箇所のスポットを巡り、スマートフォンでスタンプを6個以上集めると抽選で埼玉六宿の特産品が当たるイベントが開催されます。
フレンドホームのInstagramでも挑戦しておりますので、よかったらチェックしてみてください。
3.2.2:市民の声を取り入れた事業?
幸手市は「幸せの手」と表記することから、幸手市役所と東さくら通りに『ハッピーハンド』というモニュメントを展示しています。
「ハッピーハンド?それなぁに?」と思いますよね。
幸手青年会議所では毎年市民に感動や幸せを与えてくれた人を投票で選び、その方の手形をモニュメントにして展示している街づくり事業が行われています。
スポーツ選手や宇宙飛行士、俳優と様々なジャンルの方が受賞しており、街を歩いていると、「あれ?ここに◯◯さんの手形があった!」といった新たな発見もありますよ。
4:幸手市のお祭り・イベント
幸手市では伝統と歴史を守る行事や、権現堂堤に咲く四季折々の花の開花に合わせたイベントなどが年間を通して開催されています。
4.1:桜まつり
毎年3月から4月にかけて権現堂公園を会場に開催される桜祭り。
なんと、長さ1kmにわたる堤に約1,000本のソメイヨシノが咲き誇り桜のトンネルを作ります。堤の隣には、菜の花が作付けされ、ピンクと黄色のコントラストが見事です。
桜まつり期間中は、約100店舗の露店が出店し、さまざまなイベントが行われ、多くのお花見客で賑わいます。
権現堂公園では桜まつり以外にも、夏には「あじさいまつり」秋には「曼珠沙華まつり」冬には「水仙まつり」が開催されます。
4.2:さくらマラソン
4月上旬に幸手総合公園で行われるさくらマラソンは、オリンピックランナーや県外からのランナーも参加するマラソン大会です。桜のトンネルの下を、記録に挑戦するランナー、お子様と一緒に楽しむランナーが駆け抜けます。なかにはコスプレで楽しむランナーも。
フレンドホームも2023年大会から参加させて頂いており、地域の方々と10kmを完走しました!
4.3:八坂の夏祭り
幸手の街を活気と熱気で包み込むのが「八坂の夏祭り」です。
300年を超える歴史と伝統を誇り、毎年7月上旬、華麗な神輿が宮出しされて祭りが始まり、中旬には市内7町の山車が勢揃いしてお囃子とともに市内を練り歩きます。最終日には、幸手駅前の坂を駆け上がる姿は壮観で、興奮は最高潮に達します。
4.4:市民祭り
市民によるまちづくりの推進と市内産業の振興及び地域コミュニティの推進を図る「幸手市民まつり」は毎年10月下旬または11月上旬に開催されます。
かつては幸手駅前通りで行われていましたが、2022年のオープン記念を兼ねて権現堂2号公園が会場に。
キャラクターショーや体験型イベント、キッチンカーも出店され飲食も充実していて、大人から子どもまで楽しめるイベントです。
5:まとめ
いかがでしたか?
埼玉県の北東部に位置する幸手市。豊かな自然を色々な視点から楽しめるだけでなく、なかなか実際に目にすることができない貴重な歴史の建造物まであります。
日々目まぐるしく過ぎていくなかで、ちょっとした発見、移りゆく季節の変化を目や肌でも感じ取れる環境があることは素敵なことですよね。
仕事、家事、育児をしていると、あっという間に去っていく毎日を送っている方も多いかと思います。
お休みの日に、おひとり様、カップル、友人同士、ファミリー、ご夫婦で観光客気分を味わいながら、日頃じっくり見たことがない、行ったことがない幸手市の魅力スポットを巡ってみてはいかがでしょうか?