宮代町ってどんなところ?
関東にお住まいの方はご存知の方も多い『東武動物公園』。その有名なレジャースポットがある宮代町。こちらのコラムで以前取り上げた杉戸町の隣に位置する町です。
宮代町には日本工業大学があることから、お子さまが4月から進学を機に、宮代町で一人暮らしを始めることが決まった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
馴染みのない土地での新しい生活はワクワクする期待感と、「宮代町ってどんなところ?」と不安感も抱きがち。
本日は『宮代町』について、町の特徴や気になる利便性も交えてお伝えしたいと思います。
1:宮代町とは?
埼玉県東部中央に位置する宮代町。南北に縦長の町域を有し、人口は約33,000人。
東武伊勢崎線が開通してからは、都内に通勤する人たちのベッドタウンとして開発がすすんだ町です。
町の東部には大落古利根川が流れており、お米や巨峰・梨が代表的な特産品。
『首都圏でいちばん人が輝く町』と、素敵なキャッチコピーがついた町としても近年Instagramを始め、さまざまなSNSにて紹介されることが多い町です。
2:家賃相場はいくら?
単身でお住まい予定の方、ご夫婦お二人で、ファミリーと家族構成は皆さん違いがありますよね。物件全体の家賃相場としては50,000円前後ですが、お部屋の間取り別に相場を記載します。築年数や駅までの所要時間など、物件ごとに家賃は異なりますので、参考として捉えていただければと思います!
■1R〜1DK:34,000円前後
■1DK〜2DK:50,000円前後
■2LDK〜3DK:70,000円前後
駐車場代の相場は4,000〜5,000円
3:利便性
馴染みのない土地に慣れるまで、電車での移動時間の目安や、何処に行ったら生活用品が買えるのか?は分かりづらいと思います。
生活するうえで利便性は欠かせないもの。
「宮代町ってどんなところなんだろう、買い物しやすいかなぁ?」
「子どもがこの先、高校・大学と進学した時、電車で通学しやすいかな?」と、現在においても少し先のことも含めて気になりますよね。
事前情報として把握しておきたい2つのポイントをお伝えします。
3.1:アクセス面
前述の通り、宮代町には東武伊勢崎線が走っており、姫宮駅・東武動物公園駅・和戸駅の3駅を有しています!町内で最も乗降人数が多いのは、『東武動物公園駅』。
駅の東口を出ればお隣の杉戸町。駅の西口を出れば東武ストアまで徒歩2分、宮代町役場まで徒歩7分、東武動物公園までは徒歩13分ほどです♪
都心へのアクセス面はというと、東武動物公園駅から北千住駅まで36分!
東武動物公園駅から急行や準急を利用すれば、『押上駅』から東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線へ直通していることから、『大手町駅』や『永田町駅』、『表参道駅』、『渋谷駅』などへも直通移動が可能になります。
普通列車を利用しても『北千住駅』から東京メトロ日比谷線に直通しているため、『上野駅』や『銀座駅』、『六本木駅』へもダイレクトに移動可能という都心へのアクセスにおいても優れているんです!
また、『東武動物公園駅』は都心だけの移動だけでなく、伊勢崎方面へ向かう東武伊勢崎線と、日光方面へ向かう東武日光線の分岐点にもなっているため、群馬県や栃木県への電車移動にも高い利便性を併せ持っています!
県外から転居されてこられる方も、電車でのアクセス面が優れていると、帰省や旅行の面でも重宝しますよね♪
3.2:注目の施設
宮代町の特徴のひとつとしてご紹介したいのが、話題の公共施設と商業施設!
皆さんSNSは利用していますか?
雑誌やTVでの紹介よりも反響が早く、絶大な効果がでるとも言われているSNS。
SNSを介して宮代町についてご覧になったことがある方もいらっしゃると思います。
宮代町には近年続々と話題のお店、人気店がオープンしているんです!
■コミュニティセンター進修館
町のシンボルとも言える『コミュニティセンター進修館』は昭和55年に開館した歴史あるコミュニティセンター。
「進修館は町のみんなの庭であり、居間であり、勉強部屋 みんなが気軽集まって、何かを作り出すワークスペースです」というキャッチコピーの通り、各種発表会や地域住民の会議、サークル活動など、多くの方に利用され、愛されている施設です。毎日、様々なサークルが進修館を会場として活動しています。
■新しい村
平成13年にオープンした『新しい村』。
新しい村は、「農」をテーマとした「生産」や「消費」、「農業体験」などを通して、歴史に学び、自然と向き合い、互いに助け合いながら暮らす社会を築いていく場として宮代町が整備した場所です。
新しい村では田植えや稲刈りなどの「農業体験」、ザリガニ釣りや虫取りができる「里山体験」、季節の野菜を使った「料理教室」、特産品の農作物を購入したり、地産地消のお弁当を買って芝生広場で「ピクニック」をしたり楽しみ方いろいろです。
■東武動物公園駅西口商業施設
令和3年に東武動物公園駅の西口にオープンした『東武動物公園駅西口商業施設』。
宮代町で生活する人たちの利便性向上を第一に、街を訪れる方との交流の場となるべく誕生したスポットです。
仕事帰りに買い物ができるのはとても便利ですよね。
また、東武動物公園駅西口商業施設の大きな特徴は、「みんなの広場」と呼ばれる店舗前に広がる芝生エリア。その広場は、マルシェやキッチンカーが出店するほか、来店者が誰でも利用できる憩いの場です。店内で購入したテイクアウトフードを広場で食べるなど、晴れた日にはピクニック気分を味わえます♪
■ROCCO
令和4年10月22日にグランドオープンした『ROCCO』。
ROCCOは町内にある建設会社の代表を務める方とご兄妹の方々により、築50年の6戸並んだ平屋建てを見て、「ここを面白い場所にできないか…」と話していたことから始まったそうです。
1号棟 Bespoke Coffee Roasters(コーヒー店)、2号棟 M Yogurt(ヨーグルト専門店)、3号棟 宮代もち処 Jファーム(米菓子店)、4号棟 サカヤ×ビストロ(酒店)、5号棟は日替わりでシェフが変わるシェアキッチン、6号棟 あずまや+キッチンカー(様々なイベントやポップストア)と魅力的なお店が出店し、オープンからずっと町内・町外から訪れる方で終日大賑わい!
この建物と建物の間にある飾り『インスタレーション』や『ミニチュア模型』は、宮代町内にある日本工業大学の学生達が制作し、ROCCOにさらなる彩りを加えています♪
4:町の取り組み
新しい土地での生活において気になることは、自治体の取り組みも欠かせない一つではないでしょうか?
大学に在籍する期間だけ、次の転勤の辞令が出るまでという方から、宮代町に移住を検討している方とお住まいになる期間はバラバラでも、把握しておきたい情報をまとめてみました。
4.1:子育て
子どもが年齢を重ねていくと、「子どもが習い事に興味を持ち始めた。」や「体力づくりとして体を動かす習い事を検討している。」という方も多いと思います。
宮代町には『ぐるる宮代』こと、『宮代町総合運動公園』があり、スイミングやテニス、新体操、バスケットetcといった7種目をこの施設内で学ぶことが可能です!いくつかの習い事を兄妹がバラバラにすると、送迎はとっても大変ですよね。この施設内では子どもだけでなく大人向けプログラムの用意もあるため、子どもと一緒に施設に行き、各々が思いっきり身体を動かしたりリフレッシュしたりと色んな方法の活用パターンを選択OK!
また、『コミュニティセンター進修館』でも英会話教室や子ども食堂、ワークショップと沢山の催しが行われており、町内施設での活動を通じて幅広い世代とのコミュニティも構築できますね♪
子ども達が1日の大半を過ごすと言われている学校はいかがでしょう?
宮代町内には小学校が4校、中学校が3校あります。
その中でも、『笠原小学校』はまるで竜宮城のような校舎が特徴的な学校です。全国から建築関係の方が見学に訪れることも。
また、宮代町は令和4年度学校給食調理コンクールで『埼玉県・さいたま市教育委員会教育長賞』を受賞したおいしい給食が提供されており、体作りの内面をサポートしてくれる環境が整っているんです!これは子どもたちだけでなく、保護者の方々にとっても嬉しい内容ですよね♪子育て世帯にありがたい、その他の最新情報は宮代町役場のHPもしくはコチラをご覧ください。
4.2:イベント活動
宮代町では、四季折々の自然を感じながら日々の生活に彩りを与えてくれる、実に多くのイベントが実施されており町民の方、町外の方からも高い評価を得ています!
毎年3月下旬の土曜日に姫宮落川付近で開催される『桜市』。出店で美味しいものを食べるだけでなく、地元校の鼓笛隊や吹奏楽の演奏を聴きながら美しい桜を鑑賞できる場所も環境も整った町民自慢の場所なんだそう。
また、新しい村では毎年6月中旬に『田植え体験』や、同時期に地元NPO法人が主体となって『ホタルの夕べ・鑑賞会』、夏には稲刈り体験、秋にはさつまいも収穫体験。
冬にはコミュニティセンター進修館でキャンドルナイト。
お仕事、家事、育児、学校、習い事と大人も子どもも多忙を極める現代。
非日常を感じられるイベントや、そこで色んな方と交流を深められる宮代町は魅力的ですね。
なんと、宮代町民の特権とも言えるイベントもあります!あの東武動物公園へ『宮代町民入場無料の日』が毎年3月に設けられています♪詳細についてはコチラでチェック!
5:まとめ
いかがでしたか?
いよいよ4月から新生活!という方も多いかと思います。
今回はコラムのタイトルに沿った内容として、『宮代町ってどんなところ?』ということで、総面積は関東最大級を誇る東武動物公園がある宮代町にスポットを当て、特徴をお伝えしました。
今回ご紹介した内容以外にも、宮代町には和食・洋食・中華の飲食店やカフェなどが多いので、「はじめての一人暮らしで自炊をするのが面倒だなぁ・・・」と悩まれている方でも安心です。また、宮代町では『創業支援』にも力をいれています。移住先で創業を考えている方にもおすすめです!
宮代町では移住を検討されている方向けに、無料で『みやしろ初めてツアー』も開催されているので、気になる方はぜひそちらも参加してみてはいかがでしょうか。
これからお引越し予定の方、検討中の方、そうではない方も、今回の内容を都心からもアクセス良好な魅力あふれる宮代町を楽しむ材料の一つとしてお役立ていただければと思います!