日当たり良い部屋、悪い部屋〜デメリットの対処法も一挙紹介!〜
賃貸アパートをお探しの方の希望条件で欠かせない『日当たり』。
日当たりに関して具体的に望むものをはじめ、お仕事に出る時間帯も皆さんそれぞれ違いがありますよね。
本日は『日当たり』に関する内容として、日当たりの良いお部屋の概要や方角、日当たりの悪いお部屋の対処法も含めてお伝えしたいと思います。
目次
1:日当たりの良いお部屋
『おひさまの光が差し込む明るいお部屋。』
日当たりが良いと聞くと、こんなことが思い浮かびませんか?
幸手市周辺でアパートをお探しの方からも人気の希望条件のひとつである『日当たりの良さ』。
一般的に、東・南・西いずれかの方角を向いたお部屋だと、おひさまが出ている間はお部屋の中が明るくなりやすいと言われています。
1.1:メリット
日当たりが良いお部屋のメリットとして下記3つ挙げてみました。
■電気代の節約
日当たりが良いお部屋は部屋の中が明るいため、方角によっては日中に明かりをつけなくていい日も。
かつ、雨や雪などを除けば、晴れた日には差し込む光でお部屋がポカポカ温かくなり、暖房要らずのときもあります。
■健康サポート
人間の健康は食生活だけではなく、「赤ちゃんを含め、太陽の光を浴びて生活リズムを整えること」とも言われていますよね。
心と身体の健康にも一役かっている『日当たりが良い部屋』。
■洗濯物がよく乾く
「日当たりが良い部屋は洗濯物がよく乾く」という点は、日当たりが良いお部屋を希望条件に挙げる理由として、もっとも多い意見ではないでしょうか?
お休みの日にまとめて洗濯する方、職業上洗濯物が多くなりがちな方、ファミリーでお住まいの方、皆さんそれぞれに洗濯の頻度や量は異なりますが、「朝干した洗濯物が夕方になっても乾いていない。」といった時、気持ちまでどんよりしてしまった経験もあると思います。
1.2:デメリット
日当たりが良い部屋にはメリットがある反面、デメリットといえる面もあります。
■日焼けしてしまう
メリット面では明かり要らずなくらいお部屋を明るくしてくれる日差しですが、場合によっては床や壁紙、家具が日焼けしてしまうといったことも。
春から夏にかけては日差しが強くなったり、日照時間が長くなったりという点から、カーテンの素材によっては光が漏れやすく、日焼けの影響を受けやすいとも言われています。
■夏場のエアコン代
ポカポカ陽気に包まれる冬と反して、夏は暑すぎるお部屋になってしまう可能性も。
日照時間が長い夏は、エアコンの稼働時間が長くなったり、エアコンの設定温度を低く設定したりと電気代がかさむ要因にもなりがちです。
■家賃が高いかも
日当たりが良いお部屋は希望条件のなかでも人気があるため、家賃も高く設定されていることが多い傾向にあります。
家賃は毎月の支払いだけでなく、初期費用や更新料にも大きく関わってくる項目のため、金額が高いとネックになりがちですよね。
1.3:デメリットの対処法
日当たりが良いお部屋のデメリット対処法としては、電気代を抑える工夫、カーテンの素材にこだわる等が挙げられます。
■日差しが強くなる時期には、日除けシェードやすだれなどを施して電気代を抑える。
■遮光カーテンや遮光シートを使用し、床や壁紙、家具の日焼けを防ぐ。
(これは夏場の強い日差しを遮り、電気代を抑えることにも繋がりますね。)
■方角にこだわらずにお部屋探しを進める。
というのも、日当たりが良いお部屋=南ということで、南向きのお部屋は比較的家賃が高く設定されていることもあるんです。
方角として、南→東→西→北の順で家賃の金額に差が出ることもあります。
2:日当たりの悪いお部屋
日当たりが悪いお部屋とは、季節や時間帯問わず直接日差しが入り込まないお部屋ですよね。そう、北の方角を向いたお部屋です。
2.1:メリット
日当たりが悪いお部屋とされる北側のお部屋にも、メリットはあります。
■家賃が安いかも
日当たりが良いとされる南・東・西。家賃は前述の通り、南→東→西→北の順番で家賃が安く設定される傾向にあるとされます。
洗濯物は洗濯乾燥機で一気に済ませる方、花粉症やアレルギー等の理由から外干しはしない方、出張が多い方、帰宅時間が遅い方と皆さんそれぞれ環境や家事の仕方には違いがあるもの。上記のような内容に当てはまる方も、譲れない希望条件は日当たりより家賃という方も、この点はメリットになりますよね。
■電気代節約や日焼けの心配
日当たりが悪い=お部屋に日差しが入りにくいため、「夏場の強い日差しが入って室温も上昇!」ということを避けられるので、電気代の節約にもなりそうです。
また、日差しが入りにくいことから、床や壁紙、家具の日焼けの心配もなくなりますね。
追記で一点あげると、夜勤帯で勤務している方は日中に睡眠をとられている方も多いと思います。日中に差し込む日差しがないと、睡眠もとりやすい環境を確保できるかもしれません。
2.2:デメリット
日当たりが悪いお部屋のデメリット面についても挙げてみました。
■カビの心配
お部屋の窓の数や間取りによっても違いはありますが、日当たりが悪いとされるお部屋は風通しが悪く、室内に湿気がこもりやすいと言われています。その結果、カビや結露が発生しやすいとも。カビは洋服や布団といった衣類に対しての影響だけでなく、室内に飛散すると病気を招く原因になるとされています。
アレルギーをお持ちの方や小さなお子さんがいらっしゃるご家庭はもちろんのこと、免疫が低下したときに感染しやすいカビの病気もあるため、皆さん注意が必要になる内容ですね。
■電気代がかさむかも
日差しが悪いとされるお部屋は、時間帯や天候、季節を問わず、明かりをつけなくてはいけない暗い場合もあります。日差しが入り込まないとなると、夏場は快適なのに反して冬場は冷え込んでしまう可能性も。また、カビの心配がある点から、除湿機やサーキュレーターを使用すると、その分の電気代も負担が増えることも考えられます。
2.3:デメリットの対処法
日当たりが悪いとされるお部屋のデメリット解消法もご紹介します。
■カビ対策として、除湿機やサーキュレーターを使用する
こういった家電を使用するとカビだけでなく、乾きにくい梅雨期の洗濯物対策やエアコンを効率よく稼働させることも期待できます。
既にこれらをお持ちの方や、すぐに購入が厳しい方は、置くだけ・貼るだけの除湿グッズを用いてみるのもいいかと思います。クローゼットや靴箱などのこまめな手入れが難しい箇所にも対策できるグッズがネットでも気軽に購入できるため、重宝しそうですね。
■インテリアや照明で電気代の心配を解決
インテリアに白や明るいベージュを取り入れると、日中も日差しが入らないお部屋を明るくしやすくするだけでなく、紫外線を反射し、カビの抑制を防ぐ効果にも期待できるとされています。
また、照明にLEDを活用するとその他の電球より寿命が長いだけでなく、年間約3,600円の電気代節約に。LEDにも暖色系や寒色系と種類が豊富ですので、お好きなカラーでお部屋を好みの雰囲気に変える楽しさもありますね。
3:内見のチェックポイント
『日当たり』に関して、内見でチェックしておきたいポイントは2つ!
■周辺環境
「南向き!日当たりが良い部屋!」というイメージがありますよね。
しかし、南向きだけに限らずその他の東・西と日当たりが良いお部屋とされる方角を向いたお部屋の目の前に大きな建物や木があったら、どうでしょう?
遮られてしまい、思い描く『日当たりが良い部屋』ではない可能性も。
幸手市周辺は高層マンションや高層ビルは比較的少ない傾向にありますが、
「内見時に無かったのに、目の前にマンションが建って日が差し込まなくなった。」というケースも考えられます。その点についても内見時に把握しておくと良いですね。
■部屋の造り
間取りやベランダの素材によっても左右される『日当たり』。
1DKや1LDKなど居室が2つ以上あるお部屋は縦長か横に連なった造りか分かれます。
縦長ですと、部屋の奥にはなかなか日が差し込まないことも。
もう一つ挙げたベランダ。街中のアパートのベランダを見てみると色んなタイプのベランダがありますよね。ガラス素材であったり、格子状であったり、全てがコンクリートのものだったり。日差しが入り込む大きな窓に設置されたベランダ。光が入り込みやすいのは、ガラス素材>格子状>コンクリートという順番です。
ただ、ガラス上や格子状は日当たりの良さを判断する基準だけでなく、防犯上の注意が必要となることもありますので、女性の一人暮らしや1階のお部屋の方は外からの見え方もチェックしておいたほうが良いと言えます。
4:まとめ
いかがでしたか?
今回は『日当たり』にスポットを当ててお伝えしました。
日当たりが良い部屋、日当たりが悪い部屋それぞれにメリットやデメリットがあります。
「日当たりが悪いんだよなぁ。」と住んでいるお部屋の日当たりにお悩みの方も、お引越し前の方も、対処法を含めて本日の内容をご活用いただければと思います!
お部屋に対して求めるものに違いがあるように、生活リズムにも一人ひとり違いがありますよね。
フレンドホームではお客様ご自身やご家族の求める条件や環境、ライフスタイルをしっかりとカウンセリングし、希望の条件に沿ったお部屋探しのサポート・ご提案をいたします!
日当たりや方角、周辺環境についてもぜひご要望をお聞かせください。