1Kのおしゃれなレイアウト・お部屋選びのコツ
大学受験の結果が出て、そろそろ一人暮らしをするためのお部屋探しを始めた方もいらっしゃるかと思います。
以前、『一人暮らしをしよう!~どんな間取りが多い?』のコラムの中で一人暮らしにおすすめの間取りをご紹介しました。
せっかく一人暮らしをするなら「快適なお部屋にしたい!」「おしゃれな部屋にしたい!」などなど理想の部屋を実現したいですよね。
今回は、1Kにスポットを当て、これから一人暮らしをするためのお部屋を探す方、年末の大掃除で模様替えをしようと思っている方におすすめの1Kのレイアウトやお部屋選びのコツをお伝えしていきたいと思います!
目次
1:レイアウトしやすいお部屋選び
1Kといっても部屋の広さ6帖や8帖、形も正方形や長方形など様々なタイプがありますよね。ここではレイアウトしやすいお部屋についてお伝えしていきたいと思います。
1.1:レイアウトしやすいお部屋の形
1Kのお部屋なら長方形または正方形のお部屋がおすすめです。
いわずもがなかもしれませんが、長方形や正方形のお部屋は家具が置きやすくレイアウトしやすいです。また、できるだけ部屋の内側に柱や梁が出ていないお部屋を選びましょう。内側に柱や梁が出ていると思うように家具が置けないことや、お部屋が狭くなる可能性があります。
1.2:レイアウトしやすいお部屋の広さ
こちらもいわずもがなですが、お部屋の広さが広ければ広いほど自由度が高くなります。お部屋のレイアウトを楽しみたい方には6帖以上がおすすめです。
幸手市近隣の賃貸アパートの場合、1K6帖〜8帖のお部屋がほとんどです。
【4帖の場合】
ベッドやローテーブル・デスクを置くだけでスペースが埋まってしまいます。
【6帖の場合】
ベッドやデスクなどを置いても、自由に使えるスペースがあるので一人暮らしであれば、不便に感じません。ただし、一人暮らしで持ち物が多い方ですと少し手狭に感じる広さです。
【8帖の場合】
セミダブルのベッドや大きめのソファ・収納棚を置いてもスペースに余裕があります。空いているスペースに観葉植物を置くなど、おしゃれな空間を作りやすい広さです。
2:1Kレイアウトのコツ
限られたスペースでどれだけ自分の理想のお部屋を実現できるか。ここではレイアウトのこつについてお伝えしていきます。
2.1:ベッドの位置
1Kのお部屋の中で存在感が大きい家具が「ベッド」です。ベッドをどの位置に配置するかでお部屋の印象が変わってきます。
※ここでは長方形6帖の間取りを想定してお伝えします。
【ベランダ側に寄せる】
ソファなどの大きめの家具を置きたい方は、ベッドをベランダ側に配置して中央にスペースを作るようなレイアウトがおすすめです。
ただし、ベランダへの出入りしにくくなるため、ベランダを使う機会が多い方は注意が必要です。また、ベッドと窓との距離は少し離すことがポイントです。ベッドと窓が近すぎると、冬は寒く、夏は暑くなってしまいます。ベッドと窓の間にナイトテーブルを置くと就寝中のスマートフォンの充電スペースや乾燥が気になる季節には加湿器を置くこともできて◎照明を置くとお部屋のおしゃれ度がグッとアップしますね。
【壁側に寄せる】
お部屋を広く見せたい方には、壁側にベッドを寄せるレイアウトがおすすめです。ベランダまでの動線を塞ぐことがないので開放感を演出できます。また、壁を背もたれにしてソファ代わりとして使えるのも、メリットの一つです。
ただし、寝返りの際に壁を蹴ってしまう可能性もあるので寝相が心配な方は注意が必要です。
2.2:ローテーブル?orダイニングテーブル?
一人暮らしのテーブルはライフスタイルによって変わってきます。ソファでくつろぎたい方、在宅ワークのため、作業机が必要な方など人それぞれです。過ごし方に合ったテーブルを取り入れて、一人暮らしを充実させましょう。
【ローテーブルを置く】
お部屋での時間をリラックスして過ごしたい方にはローテーブルがおすすめです。ベッドを背もたれにした床座りでも、ソファを置けるスペースがあればローテーブル×ソファの組み合わせも◎
また、6帖の場合、コンパクトなローテーブルを配置すればお部屋に圧迫感を与えにくいです。
【ダイニングテーブルを置く】
お部屋で仕事やパソコン作業をする時間が多い方には、作業机と兼ねたダイニングテーブルが◎
ただし、コンパクトなダイニングテーブルであっても6帖の場合、圧迫感が出てしまいます。取り入れるなら8帖以上のお部屋を選ぶことをおすすめします。
2.3:生活動線を意識する
1Kのお部屋で快適に過ごすには生活動線を確保することが大切です。
玄関から居室までスムーズに歩いて通ることができるように家具を配置しましょう。
1Kといえども、動線上に物があると、通行を邪魔してストレスを感じてしまいます。できれば、幅60cm~90cmほどの人間一人が通れるスペースを取れるように家具を配置するようにしましょう。部屋を奥まで見渡せるように視界を確保すると解放感を感じられますよ。
2.4:カラーコーディネートを考える
レイアウトではありませんが、お部屋の雰囲気は、カラーバランスで決まるといわれています。おしゃれな部屋を目指すなら、カラーコーディネートにこだわることも大切です。
お部屋のカラーコーディネートの黄金比は『70:25:5』と言われています。床や壁・天井をベースカラーとして70%、インテリアの主役となる家具やカーテンをアソートカラーとして25%、クッションなどの小物類をアクセントカラーとして5%の割合で配色するとバランスが取れた空間になります。
広く開放的な空間を目指す方は、ベースカラーに白やアイボリーなどの淡色系を。モダンで重厚感のあるお部屋を目指す方は濃色系が◎
4:まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は1Kのレイアウトやお部屋選びのコツをお伝えしてきました。
レイアウトの工夫次第で、1Kのお部屋を広く使うことができます。
これから一人暮らしを始める方は、賃貸アパートでは床や壁の色はなかなか自分では変えることが難しい要素なので、予算や駅からの距離以外の判断材料としてもいいと思います。
せっかくの一人暮らし、ぜひ自分の理想のお部屋を実現してください。