一人暮らしの水道光熱費はいくら?平均と節約術を知ろう!
一人暮らしの光熱費は、県や地域によって違いがあるため、初めて一人暮らしをされる方や県外へお引越しをする学生さんの中には不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、幸手市周辺の賃貸アパートで一人暮らしをする場合の水道光熱費の平均額に併せて、気になる節約術をお伝えします。
目次
1:一人暮らしの1ヶ月の支出
一人暮らしの場合、家賃や管理費という固定費以外、1ヶ月で光熱費がどれぐらいかかっているのか、なかなか具体的な数字を把握しづらいですよね。「お金に関することは友人と話しにくいな。」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
総務省統計局の家計調査(2019)によると、一人暮らしの1ヶ月の平均支出は163,781円。住んでいるエリアや収入、支出には個人差がありますので、あくまで平均の目安として参考にしていただければと思います。
ちなみに一人暮らしの1ヵ月の支出は、家賃、光熱費、食費、通信費、美容、保険料、雑費の7項目が挙げられます。
1.1: 水道光熱費はトータルでいくらかかる?
今までご実家で親御さんと同居していた方の中には、1ヶ月にかかる光熱費について、あまり意識をしたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
水道光熱費とは、電気代・ガス代・水道代を合わせた費用を指します。
一人暮らしの光熱費の相場は、一般的には1ヶ月にトータル10,000円前後。
ですが、これは一般的な相場なので、定額請求や実費請求と料金形態も多数存在するなかで、住んでいる地域や個人の使用頻度や環境などの状況によって金額は上下する可能性があります。
1.2:電気代
春や秋など、エアコンの使用頻度が少ない時期の電気代の相場は1ヵ月に3,000円程度。
夏や冬など、エアコンを使用する頻度が多くなったり、使用時間が長くなったりする時期は1ヶ月6,000円〜7,000円程度、もしくはそれ以上になることも。
温暖化の影響からか、近年の夏は夜も付けっぱなしにしないと寝られないぐらい暑く、いまや生活には欠かせない家電であるエアコン。
このように使用頻度が多くなり、それに伴い使用時間も長くなる家電を稼働させるための電気。電気代は季節によって金額に差が出やすい光熱費の一つです。
1.3:ガス代
ガス代の相場は1ヶ月に3,000円〜5,000円程度といわれています。
ガスにはプロパンガスと都市ガスがありますが、一般的には都市ガスよりもプロパンガスの方が料金は高くなる傾向です。
「夏場はシャワーで済ませる!」という方が多いと思いますが、特に冬場は「寒いから温まりたい!」と、浴槽にお湯を張ってゆっくりと入浴することが増える傾向にシフト。
「寒がりのせいかな?冬場はガス代6,000円超えるよ〜(泣)」という声もあります。
これは、お湯の温度を1度あげるとガス代も0.3円から0.5円増えるため、使用時間が長く、比較的お湯を沢山使用するお風呂はガス代がかさみがち。
加えて、冬場はお鍋や煮込み料理などガスを長めに使用する頻度が多くなるので、電気代と同じく、春秋に比べて料金が上がりやすくなる特徴があります。
1.4:水道代
水道代は料金が定額の場合と、使用した分だけが請求される(実費請求)場合があります。
定額の場合は1ヶ月あたり2,000円程度の料金設定が設けられていたり、実費での請求の場合は2ヶ月に1回の請求で5,000円〜6,000円程度かかったりすることも。
幸手の賃貸アパートの水道代は2ヶ月に1回の実費請求のケースが多くあります。
2:水道光熱費は節約できる?
いまや光熱費、食品、日用品と沢山のものが値上がりし続けています。
これまで通りの使用方法や購入を続けていると、どんどん家計を圧迫してしまいことにもなりかねませんよね。
では、どうすれば良いのか?暮らしの中で『ほんの少しでも見直す』ということ。
どんな見直し法があるのか、水道光熱費の項目別で節約術にもなる工夫をお伝えします。
2.1:電気代の節約術
冷蔵庫や洗濯機、レンジというように電気を使う家電が大半を占めるなかで、「どうやって電気代を節約するの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
こういった電化製品は使用していない時も電力を消耗します。長時間使用しない・使用頻度が少ない電化製品はコンセントから電源プラグを抜いたり、電源付きの切り替えタップを使って待機電力をカットすることは電気料金の節約につながると言われています。
また、日当たりの良いお部屋に住むことで、日中は電気を付けずにお部屋を明るく保つこともできますね。日当たりの良いお部屋は節約だけでなく、気持ちも明るくしてくれませんか?
夏や冬に使用頻度が高くなるエアコンに関しては、温度の上げ下げやオンオフを繰り返すなど、頻繁に稼働させることは消費電力が一気に上がってしまいます。
『エアコンの使用温度を一定にする』や『お部屋を離れる時間が長時間でなければ、エアコンは付けっぱなしにしておく』といった使い方の工夫を取り入れるのもオススメです。
暑い・寒いの感じ方は個人差がありますので、体に無理のない範囲で節約できたらいいですね。
2.2:ガス代の節約術
お料理する・お風呂に入るというようにガスに関しても、毎日の暮らしに欠かせないことばかりですよね。
ガスは主に、キッチンとお風呂場で使用することが多くあります。
キッチン周りのガス代の節約方法としては『お料理する際、強火ではなく中火にする。』や『洗い物はなるべくお水で。』、『煮込み料理など長時間ガスを使用するものは、圧力鍋や保温性の高い鍋で調理する。』が挙げられます。
また、お風呂は浴槽のサイズによって異なりますが、一般的な浴槽の大きさですと200L程度のお湯が必要になると言われています。一人暮らしは浴槽にお湯を張るより、シャワーで済ませることが節約に大きく関わるとも。とは言ってもシャワーを出しっぱなしにしていると節約とは言い難いので、こまめにシャワーを止めたり、節水のシャワーヘッドに切り替えるとガス代だけでなく、水道代の節約にも。
「まだ10月なのにガス代が6,000円超えた!」と、料金が高くなるシーズンより前に支払いが増えてしまったという方も中にはいらっしゃるでしょう。
その場合はキッチン周りでの節約方法3つに加えて、お湯の設定温度を見直すこと。寒い季節はついついお湯の設定温度も高しがちですが、なるべく設定温度は40℃以下に抑えることもガス代節約に大きくつながる方法と言われています。手荒れ予防も兼ねて「洗い物のときは38℃にしようっと。」と、『下げられるところは下げるメリハリのある使い方』に工夫できると良いですよね。
2.3:水道代の節約術
お風呂に入る・食器を洗う・洗濯するというように、水道も毎日の暮らしに必要不可欠ですよね。
水道を1分間出しっぱなしにすると、12リットルもの水を使います。
『お風呂に入る』に関しては、ガス代の節約と同じく、一人暮らしであればお湯を張らずにシャワーで済ませたり、出しっぱなしにしない、節水シャワーヘッドを用いるといった方法があります。
また、お風呂以外で水道を使用するキッチンや洗濯といった場合には『食器や洗濯物は、少量であればまとめて洗う』や『節水コマを使用する』という方法があります。
歯磨きしている時、洗顔している時、お皿を洗っている間は水を出しっぱなしにしない!と少しだけ意識・工夫してみると、毎日使う水道の料金節約につながっていくと思います。
3:まとめ
以上、『一人暮らしの水道光熱費はいくら?平均と節約術を知ろう!』をお伝えしました。
お部屋探しをする際は、つい家賃や間取りをメインに検討してしまいがちですが、光熱費やインターネット代など、1ヶ月にかかるトータルの費用で考えることも大切です。
もし家賃が予算を若干オーバーしていたとしても、「インターネット無料」や「オール電化でガス代は不要」などの場合もあるので、トータルの費用で考えるとかえって予算よりもお得になる場合もあります。
また、2016年4月以降『電力自由化』をきっかけに、さまざまな業種の企業や電力会社がお得なプランのサービスが提供可能になりましたよね。
ガスも電気と同じように2017年4月から『都市ガスの自由化』が開始されました。
電気やガス、水道は毎日の生活に欠かせないライフライン。
節約は上記に記載した具体的な方法だけでなく、自由化をきっかけに現在は『電気とガスのセット割』など各会社によって料金や特典も異なりますので、「自分にあったプランやサービスをもとに手軽に節約!」と、料金プランについての工夫も取り入れてみてはいかがでしょうか?
本日の内容がお部屋探しに限らず、一人暮らしをより楽しく・無理なく送れるよう、日々の生活のお役に立てればと思います。