賃貸契約〜これを準備しよう!〜
以前こちらのコラムでアパート探しの基礎知識〜初期費用の相場と内訳〜をお伝えしました。
今回は賃貸物件に入居するまでの手順と、それに伴う必要な書類をご紹介したいと思います。
住みたいお部屋の希望条件を挙げ、いくつかの物件を見ていくと、即日で希望通りの物件に出会えたり、なかなか見つからなかったりと様々なパターンがあるかと思います。
ここだ!というお部屋が見つかり、不動産会社の人に「ここにします!」とお願いしても、すぐには住めないのが実情ですよね。
ここだ!というお部屋が見つかった後、具体的な手順とどのような書類が必要なのかをご紹介します。
■不動産会社に希望物件の申込みをする
↓
■ 入居審査
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■ 審査通過後に賃貸契約を結ぶ
この流れによって入居まで進んでいくのですが、段階に応じて必要な書類が異なります。
1:物件の申込み
1.1:不動産会社に提出する書類
ここで必要な書類は主に申込書と身分証名書です。
・本人または同居する方の氏名・住所・年齢・電話番号・勤務先名や勤続年数・年収・勤務先住所・勤務先の電話番号(必要に応じて事業内容や社員数などの詳細も記入するよう求 められることもあります。)
・連帯保証人の氏名・住所・年齢・電話番号・勤務先名・勤務先住所・勤務先電話番号や年収、申込み者本人との続柄
というように連帯保証人に関しては、申込み者本人より細かい情報の開示が求められます。
1.2:入居する方が学生や新社会人予定の場合は?
物件によっては学生の場合は学生証の提示を。新入学生に関しては学生証の代わりに大学や専門学校の合格通知書の提示を、新社会人は内定通知書の提示が求められる場合もありますので、自分はどの書類の提示が必要なのか不動産会社の担当者へ質問し、事前に手元に準備しておくとスムーズですね。
これらは入居審査に必要な情報となるため、ぬけ漏れがないようにお気をつけください。
2:入居審査
「必要な書類を提出した!あー記入と準備で疲れた!」と一息つきたくなりますね。
お預かりした大事な書類をもとに、おおよそ3日〜10日程度を要して審査が行われております。入居審査は主に大家さんや管理会社、保証機関(家賃保証会社)が行う場合が多いと言われています。また、物件がよく動く不動産業界の繁忙期とされる”1月〜3月”や、管理会社もしくは保証機関(家賃保証会社)の定休日と入居審査の機関が被っている場合などもあるため、入居審査期間には3日〜10日程度と日にちの幅があることが多いようです。
フレンドホームでの物件紹介を介した際の入居審査は早ければ当日、書類に不備があったといったケースを含めても1〜2日とスピーディーな入居審査が可能です!
ところで、「ん?保証機関(家賃保証会社)ってナニ?」と思った方もいらっしゃると思います。
”1 物件の申込み”で前述した内容と少し重複しますが、入居申込みをする際には、「個人の連帯保証人」または「保証機関(家賃保証会社のこと)」のいずれかの保証を付けるのが一般的です。個人の連帯保証人ですと、保証人の年齢や収入も考慮されます。例えば保証人の方が高齢で保証能力がない場合には審査に通りにくくなることもあります。
そういった様々なケースを考慮して、委託する方が増えているのが保証機関(家賃保証会社)です。こちらは個人の連帯保証人と同じく、居住されている方が家賃を滞納してしまったときに、大家さんへ家賃の支払いを保証する会社です。もし、入居されている方に家賃関係以外で何か起こってしまった場合には、入居に係る書類に緊急連絡先としてご記入いただいた方へ連絡するといった対応が通例になります。
幸手市周辺では保証機関(家賃保証会社)委託での入居可能な賃貸物件が9割を超えておりますので、連帯保証人について心配事や疑問点がございましたら、お気軽に弊社スタッフへご相談ください。
3:審査通過後に賃貸契約を結ぶ
さぁいよいよ入居審査も通過し、”入居”に向けたゴールまであと一歩ですね!
入居審査通過をしたら、重要事項説明を受けます。その後は、いよいよ気に入ったお部屋に住むための『賃貸契約』です。
入居前の書類が必要なステップも、ここでおさらば!
■本人と賃貸物件に住む全員分の住民票・印鑑証明・源泉徴収票または納税証明書
■連帯保証人の住民票・印鑑証明書、収入証明書、同意書
※後日契約書に署名・押印して郵送するケースも
フレンドホームでは上記で挙げた住民票・印鑑証明や源泉徴収票といった書類は不要です!しかし不動産会社により、お住いになるご本人さまと連帯保証人によっても必要な提出書類は、異なることが多くあります。
住民票や印鑑証明は現在お住まいの自治体の役所によって発行してもらう書類となるため、お住まいになっている自治体の役所は住民票の写しをコンビニ交付しているか、ご自身の源泉徴収票はすぐに用意出来るのかといった点も含めて、早めに必要書類の確認と準備を済ませておくと良いでしょう。
ちなみに幸手市ではマイナンバーカードを用いて、住民票や印鑑証明書がコンビニ交付可能です!職場やご自宅の近く、または通勤経路にあるコンビニでサッと用意できるのは効率的ですね♪
4:まとめ
いかがでしたか?今回は賃貸物件に住むときに準備するものとして、大まかな流れと各段階で必要な書類をご紹介しました。
「収納が多いお部屋に住みたい。」「陽当たりが良いお部屋がいいなぁ。」など希望する条件に当てはまったお部屋が見つかると、早く住みたいなぁ!!とより一層ワクワクしますね♪
時期によっては引越しシーズンと重なり、役所が混雑することもあります。
「仕事があるから、平日の日中に役所へ住民票や印鑑証明を取りに行けない!」といった方も、コンビニ交付など便利なツールを利用して無理なくお引越し準備を進めてくださいね。
お部屋を探す際に、本日の内容が皆さまのお役にたてればと思います。