家賃や初期費用の交渉ってしてもいいの?
賃貸アパートを探す際、「お部屋の広さも間取りも好みだけど家賃が少し予算オーバーしている!」「気に入った物件にTVモニターが備わっていない!」と全てが理想の条件に合致した物件を探すのは難しいこともあります。
賃貸アパート物件を探す際に即決できないお部屋の要因
・予算よりも家賃が高い
・予算よりも初期費用が高い
・希望の設備がない
・希望の入居時期より早めに家賃を支払う必要がある
上記のように即決できないお部屋の要因がある物件の場合、他の物件を探すという方法もありますが、管理会社としてはあらかじめお客様の希望条件を提示して頂いた上で、おすすめの物件を紹介している場合が多く、他の候補を挙げるとなると、築年数が古い物件や、最寄り駅からの距離が遠くなる可能性が高くなってしまいます。お部屋探しが振り出しに戻ってしまうのは、特にお部屋探しを急いでいる方はもちろんのこと、みなさま避けたいところですよね。このような時に効果的と思われる方法は、交渉を試みることです。
今回のコラムでは、幸手市周辺で賃貸アパートを探す際の交渉の仕方や交渉の内容にはどのようなパターンがあるのかをお伝えします。
目次
1:交渉の仕方は?
1.1:交渉は誰へ?
物件の交渉を試みる場合、オーナーとの交渉は基本的に管理会社が行います。
オーナーとすぐに連絡が取れた場合には早期に回答できることもありますが、連絡がなかなかつかない場合や、「即答できないので少し検討したい」という場合には回答までに時間がかかる場合もあります。
交渉の内容にもよりますが、幸手の賃貸アパート物件をお持ちのオーナーは交渉にも柔軟なお考えをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
1.2:交渉に必要なものは?
必要なものは基本的にありませんが、交渉する場合は「申し込む前提での交渉」となり、申込書を同時に提出する必要があります。
よって、交渉の内容をオーナーが承諾した際は、その物件で契約の手続きを進める流れとなります。
「家賃が安くなるかどうか、とりあえず聞いてみよう!」という安易なものではないので注意が必要となります。
しかし、交渉の結果が希望の内容にならなかった場合、申込書は破棄されますのでご安心下さい。
2:交渉に用いられる4つのパターン
2.1:家賃を減額交渉する
いくつか物件を見学していくと、「とても気に入っている物件だけど予算オーバーしているので、家賃を下げてもらえるなら是非申し込みをしたい!」とお考えになる方もいらっしゃいますよね。
その時は管理会社に『相談してみる』のも一つの手ですが、家賃の減額交渉ありきでお部屋を探すのは効率的とは言いがたいです。
というのも、家賃に関してはどの不動産会社も募集の際に適正家賃を設定しており、基本的に減額はお断りしているのが実状です。
弊社でも、適正家賃を設定したうえで定期的に見直しを図っておりますので、減額についてはお断りをしています。
2.2:初期費用を減額交渉する
物件の家賃にもよりますが、幸手市周辺の賃貸アパートの初期費用は15〜25万円程度の物件が多く、初期費用を交渉する場合は、『1ヶ月分の家賃を無料にしてもらえないか』掛け合うことがあります。家賃5万円の物件であれば、家賃1ヶ月分の5万円が初期費用からマイナスされるイメージです。
交渉の結果、オーナーから承諾を頂けないケースもありますが、「とても気に入っている物件なので、初期費用が下げてもらえるなら申し込みをしたい!」という方は管理会社に相談するのも一つの方法かもしれません。
弊社では基本的に初期費用の減額を承っておりませんが、初期費用を抑えてオトクに住み始められる「フレンドホームのZEROチンタイ」という制度を導入しております。
こちらの制度もぜひご利用いただき、ご自身にあった物件・プランをお選び頂ければと思います。
以前こちらのコラムにて賃貸アパートの初期費用についてお伝えした記事も併せてご参考にされると、具体的な内容や全体のイメージがしやすくなるかと思います。
2.3:設備に関して交渉する
幸手市周辺の賃貸アパート物件で設備に関して交渉する場合、具体的にどのような要望が多いのでしょうか?
・温水洗浄便座がない物件に温水洗浄便座を設置してほしい。
・エアコンが古いので新しくしてほしい。
・TVモニターホンがないので設置してほしい
要望の内容にもよりますが、多額の費用を要するものや建物の構造上などで対応できかねることもありますので、その点はあらかじめご了承いただければと思います。
2.4:入居時期について交渉する
物件にもよりますが、幸手市周辺の賃貸アパートの場合、即入居可能物件ですと物件の申込みから契約日(家賃が発生する日)までの時間は2週間ほどです。
学生さんの場合は、入居(家賃発生)が2ヶ月以上先になる予定でも、物件によっては相談できるケースもあります。
交渉の結果、承諾を頂けないケースはありますが「とても気に入っている物件なので、入居時期の相談ができるなら申し込みをしたい!」という方は管理会社に相談してみてはいかがでしょうか?
3:まとめ
交渉しても必ずすべての要望が通るわけではありませんが、オーナーによっては空室期間が長くなるよりは、交渉があっても早く入居者が決まってほしいというお考えの方もいらっしゃる為、内容次第では交渉に承諾頂けることもあります。
賃貸アパートをお探しの際に気に入る物件があったものの、「備え付けのエアコンが古い型なのがちょっと・・・」や「TVモニターが備え付けなら・・・」など即決できないお部屋の要因がある場合には、管理会社にその旨を相談してみるのもいいかもしれません。
希望条件を完璧に満たした物件を探すことは難しく、たくさんのお部屋を見ると、先に見たお部屋の印象が薄くなってしまい、比較検討しづらくなることもあります。
譲れない条件・妥協できる条件などを、紙に書き出し”可視化”してみると、お部屋探しは案外スムーズに運ぶのかもしれません。