アパートの家賃はいくらがベスト?〜一人暮らし編〜
来年、進学や就職を機に一人暮らしを始めるという方もいらっしゃいますよね。
お部屋探しを始める下準備として、家賃についてのアレコレを把握しておくと、楽しくお部屋探しを進めていけるのではないでしょうか?
こちらのコラムではこれまで、初期費用や光熱費、敷金礼金といった面にスポットを当ててご紹介してきました。
本日は、毎日、毎月の生活を左右するといっても過言ではない『家賃』についてお伝えしたいと思います。
目次
1:家賃は月収の3割が目安?
これから一人暮らしをお考えの方も、いま一人暮らしされている方も『家賃は月収の3割が目安』という言葉を聞いたことがありませんか?
インターネットや雑誌、TVなどのメディアと様々な媒体を介して、この言葉が取り上げられることは数多くあります。
「就職する会社は月23万円の給料だから、月7万の家賃だったら払えるのか!」と思ってしまいますよね。
実は多くの注意点があります。具体的にどういった点か、項目別に詳しく分けてみます!
1.1:家賃目安の設定には個人差がある
家賃目安の設定として、個人差がある給料からは社会保険料や住民税などが差し引かれるため、月23万円の給料は額面の金額であり、実際の手取り金額は変わりますよね。
また、ショッピングが好きな方、車を所有している方、旅行が好きな方と色んな趣味をお持ちの方が多くいらっしゃると思います。給料と同じく、どの部分にウエイトを置いてお金をかけるかにも個人差があります。
1.2:家賃が高いと考えられるリスクとは?
一ヶ月の一人暮らしに必要とする項目と金額を6つあげてみました。
・光熱費(水道・ガス・電気):約10,000円
・通信費(携帯電話やプロバイダー料金):約10,000円
・食費:約30,000円〜40,000円
・美容(化粧品や美容室の料金):約10,000円〜20,000円
・保険料:約5,000円
・日用品などの生活雑貨費:約10,000円
これらの金額だけでなく、医療費や被服費などを合算すると、毎月10万円以上の費用を生活費として要します。食費は外食が多いほど金額は上乗せになったり、比較的物価が高いといわれる都内ですと、スーパーで買う食料品や日用品などの生活雑貨も他の地域に比べると、少々値段が高く設定されていることも多くあります。ここに家賃や管理費が加わるとなると、「あれ?貯金ができない…」、「来月結婚式があるのに、ご祝儀どうしよう(泣)」なんてことにもなりかねませんよね。
毎月の手取り金額、お住いになるエリアの物価指数なども、無理なく払える家賃を決める重要な材料の一つになります。
2:家賃を抑えたお部屋探しのポイント
「このアパートの家賃は高いから、引っ越ししたい!」と思っても、家賃が高いがゆえに引越し料金が貯まらない…なんてことにならないよう、失敗しないお部屋探しのポイントを3つお伝えします!
2.1:立地
通勤や通学で公共交通機関を利用する方、初めて一人暮らしをする方において、お部屋探しの特に外せない希望条件の一つは”最寄り駅までの距離”ではないでしょうか?
人気の駅近アパート!毎日が快適なことだらけ?でお伝えしたように、駅に近い物件は人気もあり、家賃が高めに設定されている場合が多くあります。
電車だけでなく、お車で通勤が可能な方やバスを利用して通勤や通学ができる方は、駅から少し距離があるお部屋を選ぶと、毎日の通勤や通学にも差し支えがないだけでなく、家賃を抑えることも可能になります!
また、お車を所有している方は駐車場も必要になりますよね。都内23区で月極駐車場を借りると安くて1万円台前半〜5万円台と価格設定にも幅があり、決して安価な金額とは言い難いです。お車が好きな方や、休日のリフレッシュに車が必要不可欠!という方もいらっしゃると思います。
幸手市周辺の物件の場合ですと、月々の駐車場代は3,000円台〜4,000円台で借りることができます!都内へのアクセス面も整っておりますので、職場や学校が都内の方も幸手市周辺の物件も視野にいれていただくと、選択肢が広がりますよ!
幸手市周辺の一人暮らし向け物件の家賃相場もぜひ併せて参考にしてみてください♪
幸手市:4.67万円
白岡市:5.1万円
久喜市:4.87万円
春日部市:4.97万円
加須市:3.87万円
2.2:広さや設備
「初めての一人暮らしワクワクする〜!」や「いま住んでいる部屋より、ちょっと広い部屋に引っ越ししたいな〜!」と、お部屋探しの際は心が弾みますよね!
お部屋は専有面積という、いわばお部屋の広さによって家賃が前後するとも言われています。「荷物が多いから、お部屋は広くてウォークインクローゼットがある部屋に住みたい!」、「よくネットショッピングを利用するから宅配ボックスが欲しい!」と色々な希望条件があると思います。
お部屋の広さや便利な設備面は、その分だけ家賃が少し高く設定されている場合が多くあります。
お部屋の広さを少し抑えてクローゼットがウォークインタイプの造りでなくとも、ロフトがあったらいかがでしょう?季節ごとに変わる衣類やお布団などはロフトに収納することも可能です。
また、宅配ボックスがないとしても近隣のコンビニや駅、公共施設で荷物の受け取りができるサービスを利用すると、アパートに宅配ボックスが備わっていなくても自宅を不在にした日に受け取り可能になりますよね?
お部屋の造りや代替可能なサービスを上手に活用すると、家賃を抑えたお部屋探しも幅が広がりますね!
2.3:築年数
築年数が浅ければ浅いほど、家賃は高めに設定してある傾向にあります。
「築年数◯年か、家賃が安いのは嬉しいけど、お風呂とか水回りの造りも古そうだなぁ。」と敬遠してしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、築年数が経過している物件はリフォームやリノベーションが施され、「え!このアパート築◯年と思えないくらい綺麗!」といった物件もあります。
新築や築浅など築年数に拘らずお部屋探しを進めていただくと、理想的なお部屋がみつかる一つの方法になるのではないでしょうか。
3:まとめ
本日はアパート探しや日々の暮らしと切っても切り離せない『家賃』についてお伝えしました。いかがでしたか?
家賃だけでなく、管理費や光熱費、通信費というように毎月支払いを伴う固定費がありますよね。そしてなにより、様々な物の値段だけでなく、光熱費においても料金が値上がりしている昨今。「家賃を抑えたい!でもお部屋が狭くなるのは嫌だ!」、「家賃や光熱費を抑えたいけれど、毎日頑張っているご褒美にショッピングは欠かせない!」と色々なお考えの方もいらっしゃいますし、生活においての優先順位は一人一人異なるものです。
お部屋探しの前に、自分の中での譲れない優先順位を一度紙に書き出してみてはいかがでしょう?「これは要る・要らない」、「ここに関して妥協できる・妥協できない」というように、可視化することで、より具体的な一人暮らし像や求めるお部屋がイメージしやすくなると思います。そのなかで今回ご紹介した内容を参考に、お部屋探しを進めていただければと思います。